46歳になって2021年を振り返る


46歳になりました

2021/12/30に無事に46歳になりました。45歳の1年間も色々な方にお世話になったことに、まずは感謝したいと思います。ありがとうございました。

四捨五入すれば見事に50代になってしまうので、アラフィフと呼ばれる世代にまた一歩片足を踏み入れつつあるという感じになるんですかね。体力的というよりも、このご時世もあってなのか、あまり無理はできなくなり、1日の生活パターンが段々と前倒しになってきたような気はします。朝はだいぶ早い時間から活動できるようになってきた一方で、夜は遅い時間まで活動することがかなり厳しくなってきて、徹夜なんてもってのほかというような感じになってきました。

仕事柄、時たま夜間にリリースの立ち会いをしなければならないケースもあったりするのですが、そういう時でも、いつまでも身体が持つというようなことは、正直なくなってきましたね。

このコロナ禍で社会全体の時間の流れ方がだんだん朝方にシフトしてきつつあるのかなという傾向を見ると、その流れに従うかのように朝方にシフトしてきたというのは、もしかしたら良いことなのかもしれません。

2021年の振り返り

その上で2021年をざっくりと全体的に振り返ってみると、特に上半期はちょっとワーカホリック気味になっていたかなというのは正直あります。社会的にはコロナ禍が続き、リモートワークが急激に進むようになって以来、通勤時間というものがほとんどなくなったということは、1日の過ごし方を考えてく上である意味においてはアドバンテージになった一方で、2020年初頭のリモートワーク環境移行時の混乱で身についてしまった、「朝早くから働く」という意識が悪い意味で身についてしまって、結果として、ついつい長い時間働くのが当たり前になってきてしまったというのはちょっと反省しなければいけないのかなと感じています。

もちろん、リモートワークの環境も様々なバックグラウンドを考慮すると人によって様々なので、朝早くから働くということが絶対悪ではないと思うのですが、多分課題だったのは、朝早くからにしようが一般的な勤務時間に合わせようが、家の中だったり、またそれに類する環境の中で、いかにして時間管理をうまくしながら効率的に適度にアウトプットを出しながら仕事をできるかというのが、この時代におけるライフワークバランスを考えていく上で重要な鍵となるのかなということは振り返りながら考えています。この点は来年はもう少し工夫していかなければいけない点ですね。

その一方で、このような働き方をしていく中で、どのようにすれば直接見えない相手に対してもうまくアウトプットを見せることで安心感を得てもらうかということに対しては、相変わらずの試行錯誤はまだ続いているものの、少しずつ前進してきたのかなというように考えています。

コロナ前の働き方って、ある意味「暗黙知」でも十分に相手の意図や考え方が通じ合っていた部分があっただけに、去年に関してはその前提が崩れたことで多少の混乱があったのは、それはそれで仕方がなかった部分があるのかもしれませんが、そこから1年が経過してくると、現在の働き方に対して十分に適応できてくる人と、なかなかそれが難しいという人が明確に分かれてきたような気がしています。これまで暗黙知でもなんとなく仕事をできてきた人が、「可視化」という行為に移行することになかなか順応できないことでそのような状況に陥っているような、そんな感覚をこの1年間の中で感じています。

とはいえ、そういう「人の特性」に近い部分を一気にボトムアップさせようというのは結構厳しくて、その人の考え方や姿勢に応じる形で、柔軟に対応していく必要もあるのかなということも学びました。そこは重要な学びポイントだったのかなということを考えています。

あとは、「集合知」って大事ですよね、ということも改めて強く感じたところではあります。こういう働き方をしている以上、ひとりがスーパースターでもあまり意味がないのかなと。確かにスーパースターであることそのものはすごいことなんですけれども、スターが一方的に引っ張ってくのは物理的にも結構無理があって、チームで働いていく上で、何かに強い人が何人か集まって、お惣菜を持ち寄るような感覚でアイデアを集めていくことが大事な時代になってきたのかなと。そういう意味での集合知という表現を使いました。個として自律しつつも、ある時には知見を共有し合いながら仕事を進めていく、そういう働き方が必要になってきているのかなということを強く感じていますし、そういう観点でのチーミングが必要なのかなということも、今年を振り替えていく中で、同時に感じています。

来年に向けての抱負的なものは年初に改めて書こうかなと思っているのですが、組織を大事にしつつももっと自由に働けるようになってもいいのかなと思っています。

今年も去年と変わらず羽田福岡間を頻繁に飛行機で往復したのですが、約1,000kmという距離を2時間弱で移動できるわけです。そして物理的な距離の制約にとらわれず成果を出そうと思えば成果を出せることも実際問題わかってしまったわけで、そういう意味では組織としての最低限のルールは守りながらも、もっと自由度を持って、その人が成果を出しやすい方向や環境で仕事をしていくのはアリなんじゃないかなと思いました。

このような状況が続いているからこそ、「自分にとっての心地よい働き方ってなんだろう」ということは強く感じます。今年はまだ準備段階ですが、来年以降は自分なりの心地よい働き方を少しずつ実現していく段階に移行していくのではないかなということを考え、目論んでいことになるかもしれません。

46歳も精神的に老いることなく、新しいことをどんどん吸収して変わらず成長していきたいと思っています。

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