AWS認定DevOpsエンジニア プロフェッショナル(AWS DOP-C01)に合格しての感想


今年の5月にAWS認定SysOpsアドにミストレーター アソシエイトに合格してから約半年が経過しました。私の中では少なくとも、AWS認定資格のうち、専門分野を除く6つの資格をコンプリートしたかったので、目指すべきはAWS認定DevOpsエンジニア プロフェッショナル(AWS DOP-C01)のみとなり、本格的には2022年8月下旬から受験の準備を始めて、約1か月間の準備を経て、1発で合格することができました。スコアは812点。ギリギリではなかったものの、なんとかなりました。かなり嬉しいです。

どんな風に勉強したのか

AWS DOPも執筆時点では学習参考書は皆無の状態だったので、まずはその時点で刊行されたばかりの「AWS認定資格試験テキスト AWS認定SysOpsアドミニストレーター – アソシエイト」を購入。前回の復習を兼ねてひと回り読み込みました。特にCloudTrail、Config、Inspector、GuardDutyはユースケースがごっちゃになりがちなので改めてどういったユースケースで用いられるのか、またどんなサービスと連携できるのかを中心に復習しました。さらに、AWS DVAの受験からかなり日数が経過していたので「徹底攻略AWS認定デベロッパー – アソシエイト教科書」も並行して購入。Codeシリーズは現在手がけている案件で試行錯誤しながらも使い倒していたので基本的な機能やユースケースを押さえていたのですが、AWS DVAの中でも頻出していたElasticBeanstalkやOpsWorkは使うことがなかったので、やはりユースケースを中心に復習を重ねました。

学習期間は長ければいいというものでもない

当初は10/29を試験日にしていたのですが、学習時間を2ヶ月間に設定してしまうと少しだらけてしまう可能性があったので、AWS SOAでの学習経験が無駄にならないように、あえて試験日を10/1に繰り上げました。

もちろんリモートワーク中心とはいえ仕事はあるし、その分だけ勉強する時間も限られてしまうのですが、仕事の忙しさを理由にしてダラダラ勉強してしまうとそれはそれでよろしくないので、ここは自分の心を鬼にして、あえて追い込むかたちとしました。

長文読解対策は今回は行わず

一通り関連する参考書を読み、今回はBlack Beltの動画を視聴するようにしたのですが、AWS SAPの時とは異なり、今回は長文読解対策は特に行いませんでした。AWS SAPほどの複雑な長文問題が、koiwa改めTechStockを実際に解いてみてそれほど出てこないなというように感じられたからです。とはいえ用件が複雑であることには変わりがないので、問題の中で何を問われているのかは注意して読んでから解くようにしていました。今回の勝因としてはそこの部分を重視しながら学習していったところにあるかなと思っています。

やはり実務は大事

AWS SOAとは異なり、ラボ試験はC01では出題されないため、座学中心での学習になりますが、やはり実務で触るということは他の試験と同じくらい大事なことなのかなと思います。少なくとも、出題範囲となるサービスのコンソールは絶対に触っておいた方がいいです。例えばCloudTrailの場合、API呼び出しが全て記録されているといっても、具体的にどのようにログが表示されるのか、証跡がどのように保管されるのかなど、リソースを作ってしまうと課金されてしまいますが、どの画面でどのように操作すれば要件を実現できるのかは実際に見ておくに越したことはないです。

試験当日の裏話

実は前日に、ローンチしたばかりの案件の打ち上げがあり、終電を逃してしまってタクシー帰宅をしたので、実質的な睡眠時間は3時間程度でした。とりあえず眠かったので、行きの電車の中で20分くらい目を閉じていたらいつの間にか寝てしまっていました。危ない危ない。

加えて試験中に軽い腹痛になってしまったのですが、テストセンターで受ける場合、体調に不調を感じたら、問答無用で試験卓の横にある呼び出しボタンを押して、試験監督の方を呼び出した方がいいです。試験時間が一旦停止するわけではないのですが、ちゃんとトイレに行かせてもらえました。突発的な何かがあるときは躊躇せずに呼び出しボタンを押すのがいいです。頭真っ白になって問題が解けなくなるよりは全然いいです。

次の目標

最初から取得するのは6冠まで、と決めていたのですが、ここまでくると専門分野の領域の試験も受けてさらに知見を深めていくのもいいのかなというように考えるようになってきました。もちろん3年という有効期限を更新していくために、これからもAWS SAPとAWS DOPは繰り返し受けていかなければいけないのですが、どの専門分野が自分にとって必要なのかを考えた上で、そちらの方の受験も検討していきたいなと思っています。

カテゴリー: AWS タグ: パーマリンク