Violaレッスン3回目


りきひさみねこ先生のViolaレッスンも早いものでもう3回目となりました。前回はオンラインレッスンだったのですが、今回からは3回目のワクチンも接種済みということもあって、対面でのレッスンになりました。

先生のレッスンを開始して以降、右手の改造に取り組んでいるのですが、これがなかなかうまくいかず。先生曰く、今まで相当無理のかかるような弓の持ち方をしていたらしく、本当は右手のMP関節を平らにしたいところなのだけれども、僕の場合は完全にここが立ってしまっているので、全体的に弓を持つ右手全体(特に小指)に無駄な力がかかっているのだと。

そんなわけで、MP関節が平らになるように弓の持ち方全体を、先週から引き続き改造しています。中指と薬指は、弓が第2関節にきっちりとくっつくくらいにして、その分だけ右手全体を弓の先端方法に傾けます。そして小指は添えるだけ。この右手の形でひたすらボウイングの練習です。最初は弓を十分に使い切るように弾いて、その次は弦が最大限振動する位置でダウンボウの繰り返し。もう教本どころの騒ぎではなくて、とにかく基礎中の基礎からたたき直している状態。

けれども、大学を卒業して以降の20年間くらいが完全に自己流だったので、元々の目的である基礎を見直すという意味では、本当に良い練習になっています。

思い切り自分の顔が写り込んでしまっているけれども、その時々の状態を先生が撮影してくれてレッスン直後に送ってくださるので、載せてしまおう。こんな感じです。

肩当てが消える

そうやってボウイングの練習を繰り返していたのですが、私のどちらかというと横向きに楽器を構えている姿勢に気がついた先生、身体の体幹に対して真っ直ぐ楽器がくるように姿勢を修正したいということで、

肩当てをあえて外しましょうか!

ということで、先生、私の楽器から肩当て(楽器がきちんと構えられるように肩と楽器の間に挟む器具)を外してしまいました。そして顎を乗せる位置を若干楽器の中心にくるように修正し、という感じで、楽器の構え方についても大改造を開始。これも一朝一夕ではなかなか治らないかもしれませんが、こうして構え方を変えてもらうだけでも、出る音がだいぶ変わってくることに自分でも気がつきました。いやこれはすごい。

そんな感じで、楽器を弾く基本となる楽器の構え方と弓の持ち方から根本的に見直しているレッスンなのですが、やはりきちんとプロの先生に見ていただくことって大切ですねぇ。今更何を言っているんだって感じかもしれませんが、これは本当です。

そんな感じであれこれやっている間にあっという間にレッスンの時間は終了。先生のおかげで今回も楽しく楽器を弾くことができました。

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