Violaのレッスンを始めてからちょうど3か月が経過しました。習い始める前までは、楽器を弾くこと自体は楽しいのだけれども、色々姿勢が崩れていてものすごい力を入れないといけなかったところが、りきひさみねこ先生のはっと驚くようなご指導で、変な力を入れなくても楽に弾けるように、徐々になってきました。
前回は肩当てを外して、教本の練習をしたわけですが、今回からは左手の改造に本格的に着手を開始しました。
これまではどちらかというと左手をすぼめるような形で弦を押さえていたせいで、親指に負荷がかかってしまい、ポジション移動が結構大変だったり正しい位置に指をホールドできないという個人的な悩みがありました。まぁその辺って結局これまで半分自己流でやってきてしまったので、気がつかないうちに左手の使い方も変な風になってしまっていたんでしょうね。
ここで先生のご指導が入るわけです。
- まず左手の基本は、手のひらが自分の方向を向くようにすること
- 左手の手のひらを丸めるのではなくて、開くようにすること
- 指は傘の柄の部分のように、指板に指を引っ掛けるようにするようなイメージで置くこと
特に2番目の手のひらを開くようにすることは、これまで全然イメージをしてこなくて、ましてや、手の肉球をできるだけ押し出すようにしながら構えるというのが、初回だからということもあってかなり大変でした。これは先生に教えていただいたストレッチの方法を毎日続けながら、こわばっていた手と手首の柔軟性を少しずつ取り戻していくしかないですね。
けれどもこれを取り戻せば、今までよりも力を入れずにより自由に左手の指を抑えられるようになりそうなので、絶対にマスターしておきたいところです。ひとまずストレッチだけは毎日続けています。
こんな感じで、手の使い方、指の使い方の改造はまだまだ続きます。一通りの解像が終了したところで、自分の弾き方がどういう風に変わっていくのか、楽しみで仕方がありません。次回以降のレッスンも楽しみです。
それと、音階練習も始めていきましょうということで、カール・フィッシャーの音階教本を使うことになりました。一旦SITTは卒業です。音階練習、今まで積極的にやってこなかったので、こちらも先生のお力をお借りしながら強化していきたいところです。