Blueskyをメインのマイクロブログ型SNSにお引越し


X (旧Twitter)を、かれこれ14年くらい使ってきました。最初はよくわからずに使っていたものの、そのうちにフォロワーも徐々に増え、同じ趣味を持つ仲間との間でリアルなイベントを開くことができたりと、だいぶ楽しませてもらうことができました。

けれどもマイクロブログ型SNSとしての性格がだんだん変わってきたなと思うようになったのは、やはり2011年頃からですね。自分の旧Twitterに対するスタンスはあまり変わらなくて、本当にライフログ的に日々思ったことや起きた出来事などをゆるゆる投稿するスタイルだったのですが、周りの変化が激しすぎたというか、いつから言論プラットフォームになってしまったんだろう? という違和感を感じ始めていました。それが良いのか悪いのかは置いておいて。

ただテキストだけのやり取りで相手を論破しようとしたり罵倒しようとしたりする動きには正直賛同できなかったし、強いていえばそういうコンテンツを自身でコントロールすることができていたので、自分なりの使い方ができていたというのは確かにあるかもしれません。

それすらもコントロールできなくなってきたのが、2022年初頭にイーロン・マスクが実質的な経営権を握るようになってからの度重なる仕様変更(まぁ、改悪といってもいいでしょう)です。閲覧できる投稿のフィルタリングが難しくなり、一部機能の有料化によって目にしたくないコンテンツまで見なければいけなくなった辛さといったら。利便性と精神的な安心感を得るために一時的に有料アカウントにしていましたが、Blueskyの存在を知って、もはや旧Twitterに縋り付く必要は無くなったなと正直感じました。

Blueskyとは

いわゆる「分散型SNS」と言われているものであり、

1. データを個人で所有でき、サーバーをいつでも好きに引っ越しできる
2. おすすめアルゴリズムやフィードを自由に選択できる
3. 好きなサーバーに所属しながら1つの巨大なサービスにいるように使える

Blueskyの始め方 (https://scrapbox.io/Bluesky/Blueskyの始め方)から引用

ことを目指して作られた、Twitter社からスピンオフして作られたプロジェクトであり、実際には現時点ではマイクロブログサービス(いわゆるSNS)として提供されています。この記事の執筆時点において全世界でのアカウント数は約130万アカウントですが、招待制のクローズドベータの状態が続いているものの、そのアカウント数は順調に伸びており、日本語を用いるユーザもかなりの勢いで増えてきています。

使い勝手はほとんどTwitterと同様です。タイムラインの仕組みが旧Twitterと少し異なりますが、その点についてはうまく”Feed”と呼ばれる絞り込み機能を用いて、自分と趣向の似ているユーザさんを探すことができます。

実際のユーザの方も、個性的かつ優しい方が多く、自身で関係性を構築していけばかなり気持ちの良いホームフィード(タイムラインと同等)を構築することができます。

Bluesky以外にも、さまざまなマイクロブログ型のSNSが乱立していてどこに引っ越せばいいの? という人も多いかもしれませんが、個人的なBlueskyの魅力は、そこにいる人の暖かさと、ちょっとした遊び心にあるのかなと思っています。やはり中にいる人の存在というのはSNSである以上は無視するわけにはいきませんから。

既存のBlueskyユーザさんのほとんどが招待コードを保持していると思いますので、もしも気になる方がいらっしゃったら、Blueskyユーザさんから招待コードを分けてもらって、是非Blueskyの世界に足を踏み入れてみてください。

私のBlueskyのアカウントは以下の通りです。

https://bsky.app/profile/vlayusuke.net

青い空が待ってくれています。

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