仕事の関係でちょっとだけお休みしていた、りきひさみねこ先生のヴィオラのレッスンを4月の末から本格的に再開し、7月末に行う発表会の曲目をどうするか話したところ、とんとん拍子でJ.S.Bachの無伴奏チェロ組曲第1番「プレリュード」を頑張ってみましょうかというお話になり、今日が実際に譜面を見ながらの初めてのレッスンでした。
最初はスラー無しでものすごくゆっくり音をとっていくところから開始です。録音を聴きながら譜面は眺めていたんですけれども、実際に弾いてみると指回りが結構大変なことに気づきました。普段は2の指でとっていたようなところを3の指でとったり、4の指でとっていたところをあえて開放限で弾いたり。正直頭がこんがらかりそうになりながらも、まずは全体の1/4までの音とりが完了。
先生曰く、前半と後半とでは前半の方が圧倒的に弾きやすいので、まずは前半をスラー無しでちゃんとさらっていき、全体をさらい終えたところで弾けないところをピックアップして重点的にレッスンしていきましょうとのこと。はい、承知しました。
この曲はJ.S.Bachの弦を使う曲の中でも好きなもののひとつなので、ゆっくりでもいいのでできるだけ丁寧に弾きたいなと考えています。目標にしているテンポは藤原真理さんの演奏している、割とゆったりしたものです。
可能であればこのテンポに近づけていきたいのですが、果たしてここまで近づけることができるかどうか。自分にとっては技術的にも自らかなりハードルを上げてしまった感がありますが、できる限りしっかりと弾くことができるように頑張っていきたいと思います。
ちなみにこの曲、先生によると原版はスラーがなくて、カザルスがスラー付きにしたとかなんとか。あとは1箇所だけ音の解釈(Hで弾くかBで弾くか)が異なるところがあるらしいです。初めて知りました。勉強になります。
レッスンの記録は自分自身の振り返りを含めて、発表会当日まで書き綴っていきます。