1回目の受験では684点のスコアで残念ながら不合格になってしまったのですが、そこから気を取り直して学習を続け、2回目で無事に、824点のスコアで合格することができました。いやぁ嬉しいです。なんとか登るべき山を一つ登り切ったというか。
どんな風に勉強したのか
どんな風に勉強したのかといっても、合格体験記は検索すればきっとたくさん出てくるのではないかと思うので、それらの勉強方法は一通りやったという感じです。もちろんAWS クラウドサービス活用資料集は片っ端から読みまくったし、参考書がなかなかない中でオンラインの問題集を、1日の中で時間を決めて順繰りに解いていったりということはやってきました。
強いて言えば、現在携わっているプロジェクトの中で、AWS Direct ConnectからDirect Connect Gatewayの移管に関わったり、IAM関連の設計や実装に関わったりすることで、座学だけでは得られない経験を得られたというのは大きかったと思います。そういう意味では、Amazon Web Servicesがこの試験の受験対象として記している「2年以上の実務経験」というのは本当に合っているのかもしれません。
とはいえ、個人で所有しているAWSアカウントでは、どうしてもコストの兼ね合い上無尽蔵にAWSリソースを作りまくるというのは現実的にはかなり厳しいので、座学中心の学習になってしまうことは仕方がないとも思います。個人でAWS Organizationsあたりを構築するのは容易ではないですしねぇ。
ここまでの所感
これまで、
- 2019年6月: AWS認定クラウドプラクティショナー (AWS CLF-01)
- 2020年3月: AWS認定ソリューションアーキテクト アソシエイト (AWS SAA-C01)
- 2020年9月: AWS認定デベロッパー アソシエイト (AWS DVA-C01)
と、ひとつひとつ段階を追うようにAWS認定資格を取得してきましたが、やはりいきなり飛び級的にAWS SAAを取得しようとは思わずに、AWS CLFから取得してきたのは、知識の積み上げとしては良かったのかなぁと思っています。
そして、実はアソシエイトレベルの試験を突破するのが一番難しいんじゃないかなぁと思ったりもしています。AWS認定SysOpsアドミニストレーター アソシエイト(AWS SOA)も2021年7月下旬をもってバージョンが上がるのが確実になっていますし、難易度も確実に上がってくるんでしょうね。なので、もしも実務に関わっている人であれば、CLF → SAA → SOAを経由してSAPに挑んだ方がもしかしたらいいのかもしれません。あくまで個人的な感覚ですが。
次の目標
次の目標として確実にマイルストーンとなってくるのは、当然のことながらAWS SOA-C02に合格することになってきます。頭では分かっていても、それを実技として相応のスキルがあるということを証明できないと、AWS系のエンジニアとしてそれ相応のスキルを持っていますよということを認識してもらうことができるというのが難しいという風に感じるようになってきたので。そういう意味では自分の中では超難関ですね。
もちろん、試験に受かって認定資格を得ることが目的ではなくて、認定資格を取得しているだけの知見を持つことが目的であることには変わりないのですが、それを定量的に示す指標として、これからも変わらず、次の試験に挑むために知識と経験を積み重ねていきたいと思っています。