脇田もなり生誕祭@Vivid Sound Studio

さて、何から書き始めればいいのやら。とにかく書いていきましょう。

まず、改めて脇田もなりさんを知ったきっかけから。

2014/2/23の代官山LOOPでのライブに、ほとんど事前の情報を仕入れていない状態で聴きにいき、ライブの後、同行した人から「誰が気になりました?」と問われて、「白いセーターのボブの子が気になりました」という風に答えたことははっきりと覚えています。つまりその時点で彼女の名前すら知らなかった、そこがまぎれもなく自分にとってのスタートラインになります。

あの世界って、古参と新参という経験値の違いがあるので、古参の人のことを思うと、感じた印象をなかなか書きものには出しにくいなぁという気持ちは正直ありました。だってそれまで彼女達をファンという立場で支えてきてくれたわけですから。そこは敬意を払いつつ、書いていこうと思います。

脇田もなりさん

生誕祭ライブで歌う脇田もなりさんの、ふとした表情

僕は曲がりなりにも、下手くそながらもViolaという楽器を通じて音楽を続けてきているので、「歌が好き」とか「音楽が楽しい」っていうことを口に出すことって、結構勇気がいることだったりすると思っています。演奏とかライブとかって、ある意味結果というか作品みたいなもので、その裏にはもちろん到るまでの道のりがあるわけで。そんなこと言われなくても分かっているよってツッコミを大量に喰らうくらいに当然のことなのですが、その道のりのことを考えると、音楽を歌ったり演奏したりすることを「好き」とか「楽しい」ということって、すごく純粋な表現だけれどもすごく重くて、なかなか言うことが難しい。

なので、「好き」「楽しい」と言う意味の表現を、素直に歌や言葉で表したことに対して、すごいなと思いました。

「生誕祭」と名付けられたイベントに行くことが初めてだったので、どういう展開になるのかなと思っていたのですが、既に発売・公開されている楽曲から、ソロデビュー後の活動の足跡を、久保田泰平さんと振り返りながらの対談を挟んで、アコースティックな形式でのカヴァーを4曲披露し、2017/2/15に発売される”赤いスカート”と、ライヴ中心の形式。お祭りというよりも、22歳になった彼女の今の姿をしっかり観せてくれる充実した内容でした。

僕のようなクラシック界隈の人(アマチュアですけれども)にとって、楽曲を演奏することって、言わば作曲家による作品のカヴァーを続けているようなものと言えると思います。譜面に書かれている作曲家の指示、例えばAdagioとかAndante con motoとかの原則を守りつつ、指揮者や演奏者の解釈によって自由度を生み出しているわけです。自分の曲を自分の解釈の中で自由に演奏できることって、多くはないわけです。

クラシック以外のジャンルには、自分の持ち曲を自由に表現できるのはもちろん、他のアーティストの作品を自由にカヴァーすることができるという強みがあります。脇田もなりさんはアコースティック・ライヴの冒頭で

私は17歳で歌い始めて、楽曲にはずっと恵まれてきたんですけれども、歌唱で勝負したことは一度もありませんでした。

という前置きをしました。そこから始まった4曲のカヴァーは、思わずじっと聴きいらずにはいられないものでした。勝負しているなと。今の脇田もなり像をしっかり観させていただきました。自由で、伸びやかで、芯があって、言葉にならない何かを訴えかけてくれるようなものがあって。

あ、完全に解き放たれたんだな。と思いました。「脇田もなり」の世界を自由に表現してくれているなと。

きっと、本当に「楽しくて」「歌うことが好き」なんだな。

そんな、この先どこまで伸びていくかわからない現在進行形の姿を、2時間半という時間の流れの中で体感できたことがすごく嬉しかったです。

新しい地平線に立って、彼女の良さを見出してくれる環境と出会って、良いスタートを切って、そこから自分の歌いたい歌の世界をどんどん開拓していってほしいし、きっと今の彼女のモチベーションは、本当にどんどん開拓していっちゃうのかもしれない。頑張ってついていかないと取り残されそうなくらい。

いや、なんだろう、嬉しい。本当に嬉しい。

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脇田もなりさんインストアライブ@HMV record shop 新宿ALTA

Especiaの卒業からかれこれ半年以上、きっとソロシンガーとして独り立ちしてくれる時が来るだろうと待っていた脇田もなりさんが満を辞して2016/11/16(Wed)に「IN THE CITY (CD & 7-inch Vinyl)」でソロデビュー。その前後からライブやイベントが頻繁にあったのですが、仕事の都合でなかなか行くことができず。ようやく2016/11/20(Sun)のHMV record shop 新宿ALTAでのインストアライブで生の歌声を聴くことができました。

ソロデビューということなので、とにかく歌声がどのくらい変化しているんだろう、というところを楽しみにしていて、音源を聴いた時にはミックスの関係なのか、少しストレートな感じになったかな、と思ったのですが、やっぱり生の歌声を聴くと、彼女がもともと持っている良い部分に加えて、進化している! と感じたのでした。

脇田もなりさんの「IN THE CITY/あのね、、、」

脇田もなりさんの「IN THE CITY」

一番印象的だったのは、高音域。なんとなくパワーで押していた部分が、自然とすんなりと聴こえるようになったと思います。それでいて声量の豊かさと、ここぞという場所でのシャウトに近い力強さは、彼女がもともと持ち合わせている特徴的な部分がきちんと出ていて、聴いていてとても気持ちが良かったです。「ライブ行け行けオジサン」が行けというのも頷けます。

ソロとしての振る舞い方はこれから場数を重ねていくことできっと、もっとこなれてくるのではないかと思いますし、それよりも何よりも、ひとつ何かから(ひょっとして、関西発という縛りからなのか?)解き放たれたかのような、自由な空気がうかがえて、今あるポテンシャルの中で目一杯、歌うことを楽しんでいる風にも見えました。

「IN THE CITY」はいっときのOriginal LoveやPizzicato Fiveのような空気を感じさせてくれて、Ikkubaruとコラボレーションしている「Cloudless Night」や「あのね、、、」はAcid JazzやGrand Beatの匂いが。中高生の多感な時期にこういう系統の曲を浴びてきた自分からすると、ツボにはまりまくっています。逆にそれだけの振れ幅のある曲でもきちんと歌っていけるってことなんですかね。

とはいえ持ち曲がまだ3曲ということなので、これからもっと楽曲のレパートリーを増やして、これまで歌ったことのないジャンルの曲にも挑戦してくれると、良い感じに化けるんじゃないかなと思います。

朝、自宅でMacBookにヘッドフォンを繋げて聴いていたのですが、子供が片耳を横取りして一言、「この人、歌上手いね」と言っていたのにはびっくり。子供なりに上手さとかわかるのかなぁと思いつつも、子供はこういうものに対して感想を素直にぶつけてくるものなので、きっと、子供なりに直感で言っているのだと思います。

きっと、これからもっともっと伸びていくことをすごく楽しみにしています。幸せな45分間でした。

どんな歌を歌っているのか気になる人は、こちらをどうぞ。 : MV 「IN HTE CITY」をYouTubeで公開しました | 脇田もなり

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MacBook 12-inchのトップカバーを修理

MacBook (Retina, 12-inch, Early 2015)は今や必携のツールとなっています。朝の通勤電車の中でのルーチンとなっているメール書きはもちろんのこと、現在勤務している会社はBYODが基本なので仕事にも使いますし、プライベートでは所属している市民オーケストラのWebサイトのメンテナンスにも使います。

そういうわけで、かなりバリバリと使っていたのですが、半年前あたりから、どこか特定のキーが効かなくなっては元に戻るという状況が繰り返して発生し、その度にちょっとおかしいなと気になってはいたのですが、よりによってパワーオンキーが動作しなくなり、何かの拍子に誤ってFinderから「システム終了」を選択してしまい、起動しない! という状況に。

こういう時はパワーマネジメントに関わる部分に問題があるのだろうという勘が自動的に働いたので、まずは「MacのSMC(システム管理コントローラ)をリセットする – Appleサポート」に従って、「左shift + option + control」キーを押しながらパワーオン。しかし起動せず。MacBookのトップカバーについてはパワーオンキーとその他のキーとは別回路になっているという話は聞いていたので、これはもう、トップカバーになんらかの問題が起きたな、と思い、同様の現象を探してみたところ、「MacBook (Retine, 12-inch, Early 2015)が起動しない! | Mac弁@lawyerhaluのブログ」と全く同じことになっておりました。

ああ、修理か。。。と思いつつ、1勤務先から一番近いApple Store  表参道のGenius Barを予約。

で、うんともすんとも言わなくなったMacBookを電源から外してしばらく放置し、再度接続してからSMCコントローラのリセットをしたところ、何故か起動! よくわからん。。。何れにしてもトップカバーの問題の確率が限りなく100%に近くなったことは確実。

後日、Apple Store 表参道へ向かい、Geniusの方に一通り遭遇している事象と切り分けの経緯を伝えて、診断に。command + D起動ではハードウェアの故障は検出されず。そしてシステム終了後のパワーオンキー押下で起動しないことも確認。これは確実にトップカバーがやられちゃってますね。と。

トップカバー交換前のMacBook(Retina, 12-inch, Early 2015)

トップカバー交換前のMacBook(Retina, 12-inch, Early 2015)。預け入れ前にTime Machineで直近のBackupを取得。

ただMacBookがメインマシンとなっているので、使えないと困りますよね、とGeniusの方が言って、スタッフルームへ引っ込みました。中を開いたりする時は大概奥に引っ込むので、何かしらをやっているんだろうな、と思いながら待つこと数分。起動したMacBookが登場。何気なく聞いてみたところ、やはり強制的に放電を行なったそうです。これで、システムを終了させない限りは曲がりになりにもMacBookは使える状態にはなりました。部品取り寄せができればGenius Barでの修理が対応可能ということなので、その手続きをしてもらい、部品入荷後に再来店ということで、その日は終了。

そこから数日して部品入荷の連絡が入ったので、まずはApple Store 表参道近くのStarbucks Coffeeで直近のBackupを取得。トップカバー交換でSSDの中身が消えるということはあり得ませんが、念には念を入れて、ということで。その後Apple Storeに移動してMacBookを預け入れました。予定では2〜3日間の修理時間は必要ということなので、自宅に代替環境もできたことだし、仕方がないでしょうということで、預けて待つことに。

トップカバー交換後のMacBook (Retina, 12-inch, Early 2015)

トップカバー交換後のMacBook (Retina, 12-inch, Early 2015)。キーボードまで綺麗に。

所用を少し済ませて夜に帰宅したのですが、帰宅直後に「修理が完了しました」というメールが! なんだ、即日修理できるんじゃん! ということで、修理引き取りの場合は事前にGenius Barを予約しなくても受け取ることができるので、翌日にまた表参道まで出向き、実質24時間でMacBookが綺麗な状態で手元に戻ってきました。めでたしめでたし。

可搬性を重視して、稼働部品ができる限り少なくて軽量なものを、ということでMacBookを選択したのですが、稼働部品が少ない分、トップカバーには全体として重量の負荷がかかりやすいそうです。なので、ハードカバーをつけるだけでも負荷は軽減されますよ、とのこと。

Genius Barでの対応に関しては色々な意見を聞きますが、今回のケースでのApple Store 表参道のGeniusの方の対応は、皆さん完璧だったと思います。待ち時間のコントロールや問題の切り分けと対応案提示の速さ、Macが使えないというリードタイムをできるだけ少なくするための納期調整まで、的確にやっていただくことができました。全国の Apple Storeで行なっているかどうかはわかりませんが、表参道ではGnius Barでの対応までに時間がかかることが見込まれる場合には、チェックイン時に伝えた携帯電話番号に、対応時間になったらSMSを送ってくれるサービスをしてくれるので、店内でぼんやり、ではなく、待っている間に別の用事を済ませることもできました。

気軽に持ち歩けるからこそ、大事に扱うことを心がけなければいけないですね。自分の使い方に一番フィットしているものなので、その分だけ丁寧に取り扱うように工夫をするようになりました。

 

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MacBook 12-inchでApple USB SuperDriveが利用できない現象への対処方法

現在唯一のメインマシンとして使用しているMacBook (Retina, 12-inch, Early 2015) 8GB Memory / 256GB SSD。過去にMacintosh PowerBook Duoシリーズを、230 → 280c → 2300cと使い続けてきた身としては、拡張性について最低限の機能を持っていれば良いと割り切る代わりに、軽量さと可搬性の良さを重視していた点では願ったりかなったりの機種で、現在もあちこち持ち歩きながら使い倒しています。ただし、1点だけ問題がありました。

Apple USB SuperDriveが利用できない。正確に言うと、「どうやら外付けのドライブ装置として認識されているのだが、光学ディスクのマウントができない」という状況でした。

システム情報

Apple USB SuperDriveが認識されている

実際に、[アプリケーション] – [ユーティリティ] – [システム情報.app]を開いて、Apple USB SuperDriveが認識されているか確認してみると、ちゃんと認識されているんですよね。なので、全く利用できないわけではないはずなのです。ちなみに、Apple USB SuperDriveにはUSB-C USBアダプタを介して接続しています。

Apple USB SuperDriveは、妻が所有しているiMac (21.5-inch, Late 2012)に接続されていて問題なく使用できていることと、Appleの製品ページではシステム条件にMacBookが対応機種になっていないことも踏まえて、ダメ元でApple Store 銀座のGenius Barに持ち込んで検証をお願いしてみました。

執筆時点でのOS XのバージョンはEl Capitan 10.11.4 (Build 15E65)です。

  • Genius Barで用意しているApple USB SuperDriveを接続して検証 → マウントできず
  • Genius Barで用意しているUSB-C USBアダプタに変えて検証 → マウントできず
MacBookにCDがマウントされた状態

MacBookにCDがマウントされた状態

ここでうーん、と考えて、自分のUSB-C USBアダプタを介してMacBookとApple USB SuperDriveを接続し、光学ディスクを挿入した(マウント直前の)状態でMacBookを再起動しました。すると、再起動と同時に光学ディスクが挿入・マウントされ、デスクトップ上にアイコンが表示されるではありませんか。というわけで、

MacBookとApple USB SuperDriveを利用して光学ディスクをマウントするためには、あらかじめMacBookとApple USB SuperDriveを接続し、光学ディスクを挿入した状態でMacBookを再起動する。

ということで、ワークアラウンドとしては解決。これで音楽CDを自分のiTunesに取り込みたい時も、最終目的は達成できるようになりました。

担当してくださったGeniusの方曰く、ドライバかファームウェアの問題なんですかねってことでした。対象機種になっていないので使えませんと簡単に断らずに、じっくり検証してくださったGeniusの方に感謝。

ちなみに、「外付けのApple SuperDriveをMacBook AirやMac mini以外で使う方法 – ブログ@yamafd」では、環境設定ファイルを編集してApple USB SuperDriveを使用できるようにする方法も紹介されています。自分はこの方法は検証していません。限りなく理想に近い方法ではあるのですが、root権限を取得することによるリスクだけ、考慮する必要があります。まぁ普段使いにおいてroot権限を利用してMacを操作することはほとんどないのですが。

OS Xのインストールも含め、ソフトウェアインストールやコンテンツの導入もインターネット越しで簡単にできるようになったとはいえ、音楽CD(特にクラシック系)の取り込みにはまだまだ外付けCD/DVD SuperDriveの存在は不可欠なので、Appleには根本的な解決をお願いしたいところです。同じような事象に困っている人がいたら、「外付けCD/DVD SuperDrive – フィードバック」に意見を送りましょう。真剣に対応してくれるかはApple次第ですが、フィードバックの件数が多ければ多いほど考えてくれるかもしれませんから。

追記 :

Apple サポートが出している記事「Apple USB SuperDriveを使えるMacコンピュータ」によると、どうやらファームウェアのバージョンによって使えるものと使えないものがあるみたいですね。ただ指示通りにファームウェアのバージョンを確認しようとしても情報が出てこないという問題が。

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山形交響楽団 第251回定期演奏会

「月山を越える」

NH395 HND → SYO

NH395 HND → SYO

これは僕にとって、山形交響楽団の定期演奏会を聴くにあたってなくてはならないイベントとなりました。僕はこれを勝手に「儀式」と呼んでいます。羽田空港から一旦庄内空港へ飛び、山形自動車道〜月山道路〜山形自動車道と東に進路をとって、山形市のある村山地方へと入っていく。そのようにして、自分の身体を「山響モード」に馴染ませていくのです。

これを繰り返してかれこれ3回目となりました。

2016年3月5日の山形交響楽団 第251回定期演奏会のメインはブルックナー 交響曲第2番 ハ短調 WAB102 (1877年第2稿・ギャラガン校訂版)。タクトを振るのはもちろん、音楽監督の飯森範親さん。

素晴らしい演奏を目の当たりにすると直後に言葉を失ってしまうというのは、どうやら本当のようです。4型編成とは思えない弦楽器の重厚な響きと明確な意志を持った木管楽器の音色、そして、金管楽器のダイレクトに押し寄せる波。それらが一体となって大きなうねりのようにして押し寄せてきて、その圧倒的な存在感に、何度天井を見上げたことか。第1楽章からやられっぱなしでした。音の粒が一つ一つ、鮮烈に身体の中に入り込んでいくような感覚。

「ブルックナー終止」も、彼の音楽の一部としてきちんと意味を成し得ていました。一瞬の濃密な静寂。

ブルックナーは尊敬するワーグナーの姿を追い求めながらも、自身が理想としている響きを作り出そうとして、それを譜面の上に表現していったんでしょうね。事実、この交響曲以降、最低でも第7番までは、スタイルがぶれずに継承され続けています。響きがとても重要。そして山響はきちんと咀嚼して、聴き手に「なにか」を残すために、テルサホールの空間でさえも味方につけて、目一杯の世界観を僕たちにもたらしてくれました。渾身の演奏でした。

交響曲第8番と第9番は演奏せずに、ブルックナー・チクルスは一旦幕を閉じるそうです。そういう意味でも、最後に敢えて第2番を持ってきたというのはとても大きいと思います。遅咲きなブルックナーがずっと追い求めてきたものの原点がここにあるんだということを、僕たちに気付かせてくれたような気がします。

これ以上、この演奏に対して何か言葉を紡ぎだそうとしても、上手い言葉が見つかりません。

終演後、テキストベースで日記を書き始めた頃から親交を続けさせていただいている工藤春奈さんとお会いして、ふたりしてしばらく無言の状態で、ロビーの椅子に座り込んでいました。

東京のオーケストラの演奏に接する機会も多々ありますが、山形交響楽団のプレゼンスというのは、単純に「地方オケ」という切り口だけで切れない独自性があります。そして山響の音楽を通じて、「音楽はいきものである」ということを、いつも再認識させられます。テルサホールの中に、いきものがいるんです。いや本当に。

そして、春奈さんとの語らいの中で、自分の在り方を再認識することができました。ああ、間違ってはいないんだなと。

だからこそ、「月山を越える」という儀式を繰り返すのです。きっと、これからも。

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「3.11以後の建築」展@水戸芸術館現代美術ギャラリー

旧知の建築家の方から招待券を譲っていただくというご厚意に預かり、2015年11月7から水戸芸術館現代美術ギャラリーで開催されていた「3.11以後の建築」展を、スケジュールの都合をなんとか合わせて会期末に観てきました。

展覧会の趣旨としては、名前の通り、2011年3月11日に発生した東日本大震災を受けて、建築家の建築に対するアプローチがどのように変わったのか、21組の実例を通じて問いかけよう、というものでした。

建築学を専攻していた身として、例えば卒業設計ひとつをとっても、デザインのあり方やその背景にある個人としての理念、こういう風に使ってもらえばいいんじゃないかという思いを、いわば一方的に図面やプレゼンテーション上に表わしていたような記憶があります。要求仕様を勝手に想定して、それをデザイン化していっていたので。もちろんデザイン化の過程において教授や研究室の先輩や同級生達とのレビューの場はありましたが、施主が存在しないので、ああしたらいいんじゃないか、こうしたらいいんじゃないかということをデザインする立場として議論していたような気がします。

「3.11以後の建築」展

「3.11以後の建築」展

卒業以降も書籍や実際の空間を通じて建築家の作品というものに触れてきましたが、施主という使い手の存在があり、当然施主と建築家との間で空間の使われ方や求められている要件が存在していて、それを実際の建築物として具現化するというプロセスが存在することは認識していましたが、それがパブリックになる際に、建築家の理念やデザインのあり方の方がどうしても前面にインプットされてしまい、使い手がどのようなものを求めていたのか、それが実際にどのように使われているのか、そのプロセスを含めた部分が、なかなか見えてこなかった部分があったんだな、ということに振り返りという意味合いで気付かされました。

作品の中では坂茂さんの、東日本大震災発生後の避難所生活におけるプライベート空間確保のための仮設パーティション構築事例はなるほどと思わされました。完全な外部調達資材としては、板さんのお家芸でもある紙管のみで、パーティショニングに必要なその他の資材はガムテープ、布、安全ピン(!)といった調達がたやすいものといった具合で、それらを組み合わせることにより、避難所の「使い手」である、避難されていた方の「集団生活の中でも少しでもプライベートな時間が欲しい」というプリミティブな要望を満たしていたわけで、単純に区切られた真四角な領域でも、立派に空間として成り立っていたことです。また同じく坂茂さんの事例としては、東日本大震災の1か月前、ニュージーランドのカンタベリー地震で倒壊したクライストチャーチ大聖堂の代替とする聖堂の計画と作品。半仮設という前提はありながらも、祈りの場として使い手から何が求められているのかをヒアリングし、シンプルでありながらも明快な解決方法によって具現化したもので、とても興味深く見させてもらいました。

その他様々な事例が展示されていたのですが、そのどれにも共通していたのが、「使い手」という現場に寄り添う姿勢と、プロフェッショナルとしての上からの目線が、うまくマッチングしているなという点でした。多分そのバランス感覚のどちらかが不均衡になってしまうと、最終的にみんながWin-Winな成果と満足を得られるものは、なかなか上手くはできないのかなと。これはきっと、建築の世界に限らず、様々な業種の仕事にも通じることなのではないかと思います。

同時に、デザインというものの本質が何なのだろうかという永遠の問いかけのようなものも浮かび上がりました。単純に美しかったり格好良かったりするものは、芸術的な視点では高評価されるのかもしれませんが、それが「実際に使われるもの」として果たして正解かどうかというのは、必ずしもマッチングしないのではないかということです。この点は常に頭の片隅に入れておかなければいけない問題なのかもしれません。

建築という切り口ではありましたが、それを媒介として、自分が普段取り組んでいる様々な課題に関しての勉強の場となり、また考えるきっかけを与えてくれた展覧会でした。

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東京女子流 : TOKYO GIRLS’ STYLE 5th Anniversary LIVE -キラリ☆ into the new world-

東京女子流の存在自体はデビュー当時から既に知っていて、TVアニメのエンディングテーマ曲(いわゆる「はなかっぱ3部作」)を通じて自分よりも家族の方が詳しくなっていた状態だったのですが、今年に入ってから自分も少しずつ聴き始めて、混沌のさなかでひとつ頭を飛び出したスタイリッシュな印象を感じるようになり、これ結構いいんじゃないの? とか思うようになり始めました。もう完全に、とある御人の思う壺になっています、はい。

そういうわけで、自分にとっての東京女子流ライブの初デビューと相成りました。

TOKYO GIRLS' STYLE 5th Anniversary LIVE -キラリ☆ into the new world- 開演前

TOKYO GIRLS’ STYLE 5th Anniversary LIVE -キラリ☆ into the new world- 開演前

誰が推しなのかとか、そういうことは脇に置いておいて、まずは彼女たちの5年間の足取りを追いつつ、その集大成を生で俯瞰してみようというのが主な目的でした。そんなに音源を聴き込んでいなかったこともあって、割と初見的な要素も強かったです。

それでもですね、5周年記念という割にはシンプルな舞台セットが、逆に彼女たちのパフォーマンスを際立たせてくれたというか、5人とも歌唱力がブレないことや、ダンスもきっちりとキレがあって、観ていてグイグイと引き込まれるような感覚がありました。なんか全体的な安定感というか、バランスがきちんととれていて、下手にヒヤヒヤするような隙がないんですよね。冒頭の「Never ever」から「加速度」への繋ぎで既にテンション上がりっぱなしでした。それでいて、「ゆうやけハナビ」のようなほっこりとさせてくれるような感じとか、「追憶」のように歌をしっかりと聴かせてくれるところとか、緩急の付けどころが上手いなぁと思いました。

「脱アイドル宣言」の話が某新聞に取り上げられたことで、一部のファンからは物議をかもしたようですが、新参の人間が新参でライブを観た、その視点として、いやもう普通に「ダンス&ボーカルユニット」でいいじゃない、という印象を持ったのは確かです。あとは応援する側がどう捉えるかの問題であって。逆にその話題があってからきちんとしたライブを観たので、すんなりと入っていけたのかもしれないです。

商業的なメジャー路線に無理矢理進もうとしなくても、今のパフォーマンスを維持しつつ、知っている人はちゃんと知っている、聴いている人はちゃんと聴いている、というような形で進んでいけば、仮にアジア圏に活動の拠点を広げていったとしても、結構受け入れられるんじゃないでしょうか、というのが私見です。

5周年を迎えてメンバーの結束もより固まっているみたいですし、次の5年間のことを既に見据えていると思うので、これからの活動にも期待できるような単独ライブでした。なんか、すごく充実してました。

セットリスト :

  • Never ever (TJO & YUSUKE from BLU-SWING Remix)
  • 加速度
  • Mine
  • 月とサヨウナラ
  • 鼓動の秘密
  • ゆうやけハナビ
  • きっと 忘れない、、、
  • Rock You!
  • W.M.A.D
  • Attack Hyper Beat POP
  • おんなじキモチ
  • 大切な言葉
  • ちいさな奇跡
  • Say long goodbye
  • 追憶 -Single Version-
  • Liar
  • existence
  • Limited addiction
  • Partition Love
  • Count Three
  • キラリ☆
  • A New Departure
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Especia : 〜 Especia “Primera” Release Party 〜

今年も大阪・堀江系ガールズグループ「Especia」推しは続きます。

2/18にいよいよメジャーデビュー初となる1stミニアルバム「Primera」をリリースしたわけで。そのリリースを記念するパーティーが大阪・味園ユニバースと横浜・PREMIERE HALLで行われたのですが、3/1の横浜でのリリースパーティーに参戦してきました。

事前に大阪での様子はTwitterのTLで情報を得ていたので、どういう構成になるのかと思っていたのですが、大阪とは異なり、横浜では通常のライブ形式の趣旨に則った感じの客席構成になっていました。客席の方は指定された座席に、スタンディングの方は後方を中心にサイド側などお好きな場所でご自由にという感じで。

オープニングアクトを務めた「みなと&みらい」さんの好演がいい感じに場を暖めてくれたせいもあったのですが、1曲目の「海辺のサティ」から会場の盛り上がりは絶好調でした。当然自分も着席しながらであったもののヒートアップ。本当はオールスタンディングでも良かったんじゃないかと思いました。

パフォーマンスをするEspeciaのメンバー

パフォーマンスをするEspeciaのメンバー

彼女たちのパフォーマンスを観たのは、昨年12/14のO-EASTでの「Mucho GUSTO Especia 2014 Tour」以降、Tower Record新宿でのイベントを挟んでの事だったのですが、この5人、観るたびにレベルアップしていますね。歌唱力という点ではみんなそれぞれに全体的なレベルが上がっているし、高音域でも裏声に頼らなくなってきたところがあるかなと思いました。「Primera」の楽曲からでは「Security Lucy」を特に楽しみにしていたのですが、Bメロでの森絵莉加さんの歌の表現力の幅が広がったのに加えて、サビでの冨永悠香さんと脇田もなりさんが交互にやりとりするシャウト感がとても力強くて爆発力があって最高で最強でした。「West Philly」のジャジーな感じも見事に表現されていたと思います。もちろん、ずっと歌い継がれてきた「アバンチュールは銀色に」や「FOOLISH」なども、新しいリミックスを織り交ぜながら、それでも80年代〜90年代の音楽の香りもちゃんと残っており、独自の世界観を壊すことなく表現されていたのがとても良かったです。

それからダンスの部分に関しては、三瀬ちひろさんと三ノ宮ちかさんのステップは文句なしですよね。指先の細かいところまで表現力が光っていました。それと全体的な動きにダイナミックさがより出ていたような。きっとメジャーデビューという大きなステップの流れの中で着実にリリースイベントやレッスンなどでの場数を踏み、経験値を上げてきた成果なのではないかと思います。

で、前回ちょっと心配していた、メジャーデビューに伴う距離感の変化ですが、今回見た限りでは距離感というものを全く感じさせませんでした。特典会では相変わらずフレンドリーな彼女たちの姿を見せてくれました。これはしばらくはそんなに心配しなくてもいいかなと。ちょうど時期を同じくして東京女子流さんが「アーティスト宣言」をして少なからず波紋を呼んだ件も知っていますが、もしEspeciaがそのような趣旨の方向に行ったとしても、やっぱり推していくと思います。

あとは、一部で騒がれていたファンのヒートアップの件ですが、これまでのEspeciaの現場というのがそれなりに激しいものがあって、それも含めての現場なのかな、というふうに自分は捉えていたので、若干やっちゃった感はあるかと思いますが、それはこれからファンがどういうようにしてEspeciaを支えていくのかを考える機会になれば、それはそれでいいのではないかと思います。これまでに通う回数がまだまだ少ないとはいえ、Especiaの現場って楽しいんですよねぇ、やっちゃいそうな感も含めて。でも清水さん(マネージャーさん)はいろいろと考えているかもしれませんね。心配な点があるとすればそこくらいかな。

でもそんなファンのあれやこれやとは別の次元でEspeciaは着実に進化を遂げていると思うし、この5人ならきっとひとつひとつステップを駆け上ってくれると信じています。そう信じるのもひとりのファンとしてのありかたなのかなと思います。

そういえばファングッズのボールペンにこんなコピーが書かれていました。

夢をひとつに。心をひとつに。エスペシア

僕が初めて彼女たちの姿(当時は6名でした)を見たのが去年の2/13でした。それからまだたったの1年。パーティー終了後の翌日にこのコピーを読んで、なんだかよくわからないけれども感慨深くなってしまったのでした。

次は5月のQUATTRO全国ツアーですね。楽しみにしています。

セットリスト :

  • 海辺のサティ(va Bien Edit)
  • シークレット・ジャイヴ
  • さよならクルージン
  • アバンチュールは銀色に(PellyColo Remix)
  • BayBlues
  • West Philly
  • アビス
  • FOOLISH(12” Extended Ver)
  • Sweet Tactics
  • Security Lucy(IBM)
  • ナイトライダー
  • きらめきシーサイド(12″ Extended Ver)
  • No1 Sweeper
  • We are Especia 〜泣きながらダンシング〜
  • ミッドナイトConfusion
  • FUNKY ROCK
  • YA・ME・TE!
  • We are Especia 〜泣きながらダンシング〜

(セットリストはさんのTweetから引用させていただきました)

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2014年よく聴いた音楽をLast.fmから追ってみる

以前の記事でも触れたように、自分のMacBook Air上とiPhoneで再生した音楽の楽曲情報は全て、Last.fm上に履歴を転送するようにしています。

Last.fmではこれまで聴いた楽曲情報を、期間ごとにフィルタリングすることによって、再生した音楽の傾向がわかるようになっているのですが、この機能を用いて、2014年に聴いた楽曲の傾向を振り返ってみることにしましょう。ここではトップ20に絞り込んでみてみます。

2014年よく聴いたアーティストTop20

2014年よく聴いたアーティストTop20

まずはアーティストから。Perfumeが群を抜いてトップに躍り出ていますが、これはiPhoneに入れている楽曲数が多いので再生回数も当然のことながら多くなっています。もうファンになってからかれこれ8年くらい経過しているので、これは半ば当然の傾向です。3位のEspecia、今年は2月の代官山LOOPでのライブ以降本当によく聴きました。ここから聴いてみようとしたアーティストさんは、17位の山下達郎さんを始めとして、圏外ですが角松敏生さんやGeorge Bensonなど多岐に渡ります。それだけインパクトが強かったですね。7位のJohhannes Brahmsと8位のJohann Sebastian Bachはクラシック系では順当でしょう。同じように好きな18位のAnton Brucknerは、曲が長い(!)ということもあるので、どちらかと言うとじっくりと聴くことが多かった反面、再生回数は伸びませんでした。10位のCraude Debussyは、11月の某オケの演奏会での演奏曲目であったことに加えて、5位のDE DE MOUSEさんや9位のrei harakamiさんがクラシック関係でよく聴いていたということもあって、今年に入ってよく聴くようになった作曲家でもあります。あとは、個人的に14位の遊佐未森さんの旧作を再発掘したというのも大きいですね。なかなかあのような真っ直ぐで透き通った声を出せる歌い手さんはいないなと。

2014年よく聴いた楽曲Top20

2014年よく聴いた楽曲Top20

次に楽曲に移りましょう。1位〜5位を全てEspeciaが占めているのはもう言わずもがなです。1位の「海辺のサティ」は本当に自分の中では名曲だと思っています。3位に入っていますが、山下達郎さんをカヴァーした「Midas Touch」もいい曲です。4位の「No1 Sweeper」も、ファーストアルバム完成当時の彼女たちの勢いを感じさせる格好良い曲だと思います。6位のmiwaさんの「ヒカリへ」は確実に某テレビドラマと紅白歌合戦の影響です。7位に入っている元気ロケッツの「Heavenly Star」は2007年の曲ですが、知人に教えてもらってからのスマッシュヒットでした。11位のrei harakamiさんの「あるテーマ」は、アルバム「さようなら」に収録されている唯一の新曲だったということもあってよく聴きました。同じく11位のyanokamiの「Bamboo Music」は、坂本龍一さんとDavid Sylvianの手による曲のカヴァーですが、harakamiさんの逝去直後に急遽リリースされた頃から好きで、今もよく聴いています。旧作の再発掘という意味では17位の山下達郎さんの「RIDE ON TIME」が、昔のテレビドラマでの印象と、航空会社はANAが好きという影響が絡んでいます。

こうやって統計を紐解いてみると、今年はEspeciaのインパクトが如何に大きかったかがよく分かりますね。単純にアイドル推しとかそういう意味ではなくて、楽曲自体に対して新しい音楽の嗜好を広げてくれる良いきっかけになったと思っています。その一方で、昔から好きなアーティストさんは1曲あたりの再生回数は少なくても継続的に聴いていることがよく分かります。

さて、2015年はどういう楽曲がトレンドに上がってくるのでしょうか。

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Especia : “Mucho GUSTO Especia” 2014 Tour -Viva Final-

今年一番推している大阪・堀江系ガールズグループ「Especia」の初の全国ツアーである「Mucho GUSTO Especia TOUR 2014」のファイナルとなる、SHIBUYA TSUTAYA O-EASTでのライブに参戦してきました。

6月に梅田CLUB QUATTROで行われた「Viva Discoteca Especia」でのフルバンド編成を東京でも再現ということで、どういった構成になるのかとても期待していたのですが、その期待は間違いありませんでした。

フルバンドというだけあって演奏自体も厚みがあって聴き応え十分でしたが、それ以上に彼女たちのパフォーマンスが勝っていたというか、6月から半年でこんなにも変わるものなのねというくらいびっくりな感じでした。

"Mucho GUSTO Especia" 2014 Tour -Viva Final-

“Mucho GUSTO Especia” 2014 Tour -Viva Final-

冨永悠香さんの安定感はもう言うまでもないという感じで、変わらず素敵な歌声だったのですが、脇田もなりさんの声質が、個性的な部分を残しつつもより伸びやかになっていたところや、森絵莉加さんの歌のパワーが単純に力強いというよりも厚みが出ていたこと、これまでソロを受け持つことがあまり多くなかった三瀬ちひろさんや三ノ宮ちかさんのソロが増えていて、しかもその声がふたりとも、とても透き通って綺麗だったことがとても印象に残りました。でもまだまだこれから良い方向へ伸びていくんじゃないだろうかという期待感も持たせてくれました。

そして一番のサプライズは、やはりVictor Entertainmentからのメジャーデビューが決定したというところでしょうか。今まで彼女たちがインディーズの舞台上にいるということはほとんど意識していなかったのですが、いざデビューという話を聞くと、おおっ、という気持ちになります。

待望のデビューなのかどうかというところに関しては、もしかすると賛否両論分かれてくるでしょうし、メジャーデビューすることで、ペシスト・ペシスタさんとの距離感がどう変わっていくのかが気になるところではあります。アイドル系のグループを例にすると、僕が最初に興味をもった頃のPerfumeは既にメジャーデビューをしていた後だったので、距離感というものに対してあまり広がりを感じなかったのですが、Especiaの場合は、まだ10ヶ月間だけですが同時進行的に成長の過程を見てきているので、メジャーデビューというひとつの区切りが、9割5分の嬉しさと5分の寂しさとを同時に味わうことになったというのが心境です。

それでも彼女たちが最終的に希望して選択したメジャーデビューという道ですし、彼女たちを支えるプロデューサー陣も大きくは変わらないようなので、これまでの、80年代のシティ・ポップを基調としたオリジナリティ溢れるEspeciaサウンドを僕達の元に届けてくれるのではないかと期待をしております。

まだまだ高みを目指すことができると思うし、彼女たちならそれができるはずです。これからもたくさん応援していきます。

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