VIVD SOUND LIVE / HOSHINO MICHIRU & WAKITA MONARI@LOUNGE NEO

年度替わりのドタバタ仕事を乗り切るために何を楽しみに頑張ってきたかって、このライブを聴きに行くことを人参として鼻先にぶら下げていたようなものです。

星野みちるさんと脇田もなりさん。師匠ともったん。

星野みちるさんのことはかねがね噂には聞いていたのですが、今回が初見でした。プロフィールもぼんやりとしか知らず、というか、過去の経歴云々よりも「いま」の姿が見てみたかったし歌も聴きたかったので。

感想として何よりも最初に思ったのは、

なんだか美味しいお水をたくさん飲ませてもらったみたい。

ということ。

2マンライブなので、星野みちるさんパートと脇田もなりさんパートに分かれるのかなと思っていたのですが、脇田もなりさんが3曲歌い、間髪入れずに星野みちるさんにスイッチして3曲、再び脇田もなりさんにバトンタッチという形で約2時間ほぼノンストップ。ふたりが入れ替わるたびに世界観が変化して、それでいて歌を大切にしている姿が共通しているのがとても感じられて、多幸感溢れるというか。会場の雰囲気も、適度に盛り上がりつつもみんながみんなそれぞれに二人の歌声を楽しんでいる感じで、暖かみがありました。

星野みちるさんと脇田もなりさん

星野みちるさんと脇田もなりさん

前述の通り、星野みちるさんは初めてだったのですが、歌の柔らかさがとても印象に残りました。そして、表現の仕方がいいなぁと思いました。オリジナル曲もカヴァー曲も、自身が持っている世界をとても大事にしていて、それを丁寧に丁寧ににじみ出してくれるような感じ。ふんわりとしているようで、どこかにしっかりとした芯があるようで。新しい宝箱を見つけたような気持ちです。どの曲が強く印象に残ったかというのは、ごめんなさい。この記事を書いている時点ではアルバムが目下配送中なので書けないのですが、この人の曲はきちんとアルバムを購入して聴いてみたいと強く思ったのは確かです。ちゃんとアルバム聴きます。

脇田もなりさんをソロで聴くのは、インストアを含めるとこれが4回目になります。オープニングの”Cloudless Night”でがっつり掴んでくれるところがすごい。この曲はインドネシアのバンドIkkubaruの手によるもので、もなりさんのヴォーカルをフィーチャーしたものなのですが、しっかりと自分のものにしているところと、聴くたびに進化している彼女の声との結びつき具合がすごい。初めて聴いた4曲の中にはアシッドジャズやグランドビート寄りのテイストが含まれているものもあり、Talkin’ Loudレーベルの面々やThe Brand New Heaviesを必死に追いかけていた世代にとっては直球を投げ込まれたような感じ。また歌声の振れ幅が広がったようで、でもその声は彼女のもの以外のなにものでもないというぶれない軸があって、すごいなぁ、と思うばかり。

ちょっと前(といっても20年くらい前ですが)にガールポップシーンというものがあったような気がするのですが、ひょっとしてこのふたりが新しいガールポップのかたちを作ってくるのでは? などという勝手な想像をしてしまったり。書き過ぎかもしれませんが、それだけグッときて歌声を心底、本当にシャワーを浴びるかのように楽しむことができたライブだったのでした。

この師匠ともったんの2マンライブ、定期的にやってもらえると、世界の広がりが楽しめてとても良い形に進化していくんじゃないかと思いました。

本当に楽しかった!

脇田もなりさんのセットリスト :

  • Cloudless Night
  • 赤いスカート
  • あのね、、、
  • Irony
  • LED
  • est est est (初披露)
  • I’m with you
  • Boy friend (Extended mix)
  • IN THE CITY (アンコール w/ 星野みちる)

vlayusuke について

Violaを弾く。千葉県の東の端の方にある街のオーケストラで活動中。 好きな街は、Berlin、München、Wien、Barcelona、福岡、神戸、芦屋、金沢、横浜。
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