GyazMailを使い続ける理由

SNSの進化やモバイル端末でのコミュニケーションが発展する中で、非同期型のメッセージングもカジュアル化している今日この頃。自分も一応TwitterやFacebookでのコミュニケーションは併用しているものの、ちょっと長文の、込み入ったやり取りをする場合には電子メールという手段を好んで使用してしまうのは、おじさん化している証拠なのですかね?

電子メールをやり取りするためのMUA(Mail User Agent)の世界も、名作と言われた「ARENA Internet Mailer」のような個性的な製品が多数存在していましたが、Mac OS Xが登場し、OS標準のアプリケーションラインナップとして「Mail.app」が登場してからというものの、随分と選択できるアプリケーションが絞られてきてしまいました。多くの人に支持されてきた「Mozilla Thunderbird」は2012年夏に事実上の開発を停止をが発表され、時を同じくして、Gmail向けのIMAPベースのMUAとして支持者が増えていた「Sparrow」はGoogleに買収されて開発の先行きが不透明になりユーザのひんしゅくを買ったりと、本当に継続して利用できるものが減りつつあります。

GyazMail

GyazMail

これだけの長い間使い続けることができているのは、アプリケーションとしてのフレームワークがしっかりできていて飽きの来ない使用感であるというのはもちろんあるのですが、そんな中でも、「Mail.app」以外にMUAたるべきMUAとして存在しているのが「GyazMail」です。自分は一体いつから使っているんだろう? と思ったのですが、ライセンスを購入しているのは2003年の6月末のことになるので、それから、この記事を書いている時点で最低でも9年半、使用し続けているんですね。ちなみに現時点での商用最新バージョンは1.5.14となります。

  • メールを読み書きするという原理原則に従って機能が完結していること。
  • ワードラップの機能が現在もきちんと存続していること。(Mail.appやiPhone Mailにはないので読みにくい)
  • ルール設定によるメールの振り分け機能が充実しているので、自分の使い方にあったメールの管理ができる。
  • SpamSieveとの連携が柔軟なので、メールの受信動作が軽快である。

という点で非常に使い心地が良いことが挙げられます。特にメールの管理方法が柔軟に運用できるというところは非常に重宝しています。これ、「Mail.app」だとどうしてもうまくいかないんですよね。あとはワードラップの機能も外せないです。みんながみんなRFCを読んでいるわけはないですが、「Mail.app」にしても、Microsoft系の「電子メールクライアント」にしても、これがついていないだけにとても読みにくいので。。。

個人の開発者さんの手によって10年も絶えず追加開発とサポートが続けられているMac OS X向けのアプリケーションは、「GyazMail」以外にはエディタ「mi」くらいしか思いつきません。ユーザの声に耳を傾けながらこれだけの間サポートをしてくださる開発者さんには、本当に頭の下がる思いです。

これから先も、当分の間は自分のMacBook AirのDockからは、このオレンジ色のアイコンがなくなることはないでしょう。長く使い込んだ文房具のようなものです。

vlayusuke について

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GyazMailを使い続ける理由 への3件のフィードバック

  1. Takeyasu Sasagawa のコメント:

    こんにちは。SASAGAWAと申します。
    2ヶ月も前のエントリーへのコメントお許しください。
    私もGyazMailを一時期使っていましたが、結局今ではMail.appになってしまっています。
    しかしながら、やはりTOMIOKA様のおっしゃる通り、ワードラップの問題でどうしても読みづらいメールを相手に送ってしまっているという気持ちから、他のMUAに移行したいと思いつつ、なかなか移行出来ずにいます。
    またGyazMailに戻ろうかと久々に起動させてみましたが、GyazMailをやめた決定的な理由として、新着メールをルール分けされたフォルダをまたいでスペースキー連打で読み進められないということを思い出しました。
    なにか他に良い方法はないものかとネットを検索したところ、TOMIOKA様のブログがヒットした次第です。
    さて、TOMIOKA様は新着メールについてはどのように読み進めてらっしゃるのでしょうか?
    やはりマウスでフォルダを選んでクリックでしょうか?
    どのようにして新着メールを読み進めてらっしゃるのかをお聞かせ頂ければ幸いです。
    よろしくお願い致します。

  2. Yusuke TOMIOKA のコメント:

    SASAGAWAさん、はじめまして。コメントありがとうございます。

    新着メールは、受信されたタイミングでフォルダに振り分けをするのではなく、受信箱にすべて(SPAMは除く)入ってくるようにしています。で、読むべきメールを読んでから、command+Aで受信箱のメールを全選択して、ここでルールを適用してルールごとに指定したフォルダに振り分けています。

    受信する → 読む → 振り分ける

    という流れですね。ちなみに、読みたいメールがどれなのかある程度分かるように、受信時に差出人のメールアドレスやタイトル毎にラベルを付けるルールを設定しています。

    • Takeyasu Sasagawa のコメント:

      さっそくのご返信ありがとうございます。
      なるほど、その発想はありませんでした。
      自分としてはキーボードで全部操作してしまいたいので、command+A → option command + Lで振り分けてしまうことが出来ますね。
      しばらくそれで使って見たいと思います。
      どうもありがとうございました。

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