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Allegro molto vivace.

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2010-06-19 (Sat) [長年日記]

今後のオケ活動について決めたこと

「音楽生活において、信頼のおける仲間と音楽を続けられることができないとわかった時ほど悲しいことはないと思う。」

これは言うまでもなく、その事実が確定したときに自分がTweetしたときの気持ちをそのまま表している。

土曜オケで一緒に活動をしてきた仲間が、トラブルがきっかけでオケを辞めることになった。その人とは、同時期の入団ということもあり、元から仲が良かったのだが、練習熱心であると同時に、音楽への探究心や姿勢など、本当に尊敬出来る人出会ったと同時に、その人の奏でる楽器の音色は楽器そのものが持つ暖かい響きを確かに持っていて、その音色が後方から聴こえてくると、なぜかとてもほっとするのだった。僕はその人に対して、半ば勝手ではあるけれども、とても信頼を寄せていた。

自分は土曜オケには長い間、そう、最低でも10年くらいは腰を据えて、自分なりにオケ固有にある、極めて特殊な空気というのを変えていこうと思っていた。そのくらい、土曜オケには、その設立の背景も絡んで、とても特殊な空気・・・、たとえば団員間に目に見えない力関係があったり、市民オケや学生オケでは普通に起こりうるような、団員の間で練習している曲に関する話題が挙がることが極端に少なかったり、パンフレットに指揮者や独奏者の名前は載っても、団員の名前は何故か載らなかったり、オケ運営がどのように行われているかが可視化されていなかったり、そういう事象があるということを不思議に思っていたし、自分なりにそこに石を投げているつもりだった。

ところが、その人が、オケ特有に持っている事情が悪い方向に流れてしまい、オケを去ることになってしまったことに対して、とてもショックを感じている。そしてこのオケがもつ特有の雰囲気に関して、ある意味限界を感じてしまったのだった。

オーケストラというのは、何よりも弾いている人と人との間でフラットに意見を言い合い、意識を合わせ、最後に音を合わせることで、初めて成り立つのだと思っている。そのためにはオケを構成している人が対等な関係でなければいけないし、同時に信頼しあえるような関係でないといけないと思っているし、そういう土壌が必要だと思っている。指揮者と演奏者の間には、ある意味ヒエラルキーは存在するが、それはあくまでも音楽的な面に関してのみで、それ以上でもそれ以下でもないのではないだろうか?

僕は大学から本格的に音楽を始めて、泥臭い大学オケ運営の道を歩み、まるで雑草のように音楽生活をしてきた人間なので、専門的に音楽を学んできたというサラブレッドのような人とは技術的にも及ばないし、音楽という「学問」に対する知識も、正直劣っていると思う。でもアマチュアオーケストラで行われている音楽というのは、技術的な素地も勿論あってしかるべきなのだろうけれども、もっとプリミティブなところで「音を合わせる」という(いろいろな意味での)アマチュアイズム的な楽しさを求めることの出来る場所であると思っているし、僕はそういう環境にいたいのだということを、現在企画の進行している粒谷区立管弦楽団での活動を通してでも、強く思うようになった。

ここまで書いてしまえば後は細々と書く必要はないだろう。土曜オケに関しては、ブラ3を自分の演奏の経験値とすることと、せめてパート内をどこまでもり立てられるかということを達成することを試みるためだけに集中する。粒オケも勿論成功させるつもりでいる。信頼ができる、音楽に前向きな仲間が、確実に粒オケには集っていると信じている。

しかしそれが終わったら、すべてを白紙にするつもりだ。もうこれは自分で決めたこと。そのつもりでこの先動くようにする。

大学オケでの最後の演奏会でベートーヴェンの交響曲第9番を演奏したとき、技術的には本当に拙く、技術の足りないところを音楽に対する熱だけでカバーしてなんとか弾き終えたような演奏だったのにもかかわらず、アルト独唱の方が素直に感動してくれた時のことを何となく思い出している。音楽をすることに対してただひたすらに熱くなっていたい。

(追記) 土曜日のC室内管弦楽団に関係している方で、異論があるようであれば、vlayusuke@gmail.com宛に連絡をください。

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