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■ superar kinuta (スペラール砧)

□ Impression

世田谷区内の住宅密集地に建てられた集合住宅です。

敷地に立つと、まずは打ち放しコンクリートとアルミパネルのリズミカルな展開を強く印象に感じます。また中庭を挟んで北側と南側とに展開する住戸群の間をブリッジによって連結したり、住戸間に吹き抜けが配置されていたりと、アプローチの仕方にも工夫がなされています。

特筆すべきはこの集合住宅のプランニングと、開口部の広さにあると思います。スチール製の可動間仕切りによって住み手側で自由にプランを変更できるだけでなく、集合住宅においては大抵外部に対して閉じられているはずの共用廊下に面するフロアも、スモークガラスを用いて大胆に開口部を展開しています。

□ Photo

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■1. 3階南側フロア玄関からフロア内部を望む。(拡大)
■2. 3階北側ベランダ。アルミ+打ち放しコンクリート(拡大)
■3. 3階南側フロア内部。インテリアは白で統一。(拡大)

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■4. 3階北側フロア。共用廊下に対してもスモークガラスを用いて開口。(拡大)
■5. 7階南側フロア。南側と西側に開口部が展開(拡大)
■6. 中庭より北側住戸を望む。(拡大)

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■7. 北側全面道路より。アルミ材がファサードにリズムを与える。(拡大)

見学日:2003-01-25

所在地:東京都世田谷区
用途:共同住宅
構造:鉄筋コンクリート造、ラーメン構造
設計:篠原聡子・空間研究所